かつみさんは止まらない!

自転車屋店主のいろんなモノの話

タイヤの空気の話

おはようございます。かつみです。

 

自転車修理に来るお客さんは

音鳴り、自転車が重く感じる、パンク、鍵の開錠など

いろんな困ったことを持ってきてくれます

その困ったことを経験と技術で解決するのが

あっしの仕事です。

 

その中でも1.2を争うのが

「自転車が重くなってきたので見てほしい」です

回答を言うと

ほぼ9割8分ぐらいの方は「タイヤの空気圧不足」ですね

タイヤの空気圧が下がるとタイヤと地面の接地面積増えて転がり抵抗が増え

重たく感じます。加齢のせいかな?と思う人もいてますが

空気入れただけで軽くなることがほとんどです。

 

ご家庭にポンプのある方で、自分で入れてきたという人も

不足している場合が多いっすね

どのくらい入れたらいいの?と聞かれますが

ママチャリなどで使っている英式バルブ(虫ゴムを使ってるやつ)では

構造上、空気圧を計器を使用して測定することができないので

タイヤの横を指ではさみながら感覚で調節します

あっしの目安は軟式野球のボールぐらいの硬さ

割とパンパンにしてます。

 

タイヤの空気圧が下がるとタイヤとチューブの間に隙間ができて

タイヤの回転時にお互いに擦りあいチューブに穴が開きパンクしちゃうこともあるので

月1回は空気を入れてタイヤとチューブが離れないようにするのも

パンク防止とタイヤの寿命を延ばすため大切なことです。

 

あっ!それと

タイヤの空気入れ時にタイヤの溝の確認も忘れずに!

タイヤのゴムがなくなるとチューブに穴が開きやすくなり

思わぬパンクやバーストを引き起こすので要注意です。

 

では、また。